安くて栄養面でも優れていて、節約料理に欠かせない代表選手の豆腐であるが、水切りして丁寧に炒りつける事で鶏肉のそぼろとそっくりに成る事を御存知であろうか?
豆腐は料理のかさ増しに使え、煮込む、焼く、揚げる等の調理法やどんな味とも馴染みやすい為、節約料理でなくても活用しやすい食材である。
ここでは、あまり使用されていない方法で豆腐を美味しく変身させるレシピを案内する。
★豆腐の肉そぼろ丼風
豆腐はガッツリ固く水切りしておくるのだ。
冷蔵庫の残り野菜(にんじん、きのこ類、キャベツ、いんげん等)は細かく刻みたいとおもう。
フライパンにサラダ油を熱し、水切り豆腐をポロポロするまで強火で混ぜながら炒りつけ、そこへ刻んだ野菜をプラスする。
塩コショウ、みりん、醤油、砂糖で味付けをし、温かいご飯にドンと乗せてほしい。
一緒にツナ缶を炒めるとコクがでて、味もまとまりやすくなる。
★豆腐ドライカレー
一般的にひき肉で作成するドライカレーであるが、肉の代わりに水切り豆腐を使いる。
はじめに油を温めたフライパンで豆腐をぽろぽろに成るまで炒って、取り出しておくるのだ。
同じフライパンにみじん切りの野菜(玉ねぎ、にんじん、ピーマン、しめじ等)を炒め、火がとおったところでぽろぽろ豆腐を戻し炒れ、塩コショウ、醤油、顆粒コンソメ、カレー粉で味付けする。
このレシピでは、観た目も食感も肉入りとおもえるのに現実はひき肉を使用するよりもヘルシーに仕上がると云う点がポイントである。
豆腐を水切りしたり炒りつけたりと手間はかかるが、もしかするとこれからはこちらが定番に成るかも知れない。